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2020年11月30日 (月)

トイレ カタカナ用語

毎度お世話様でございます。臭気犬🐶ジョン君こと、鈴木雪隠(せっちん)でございます。ばう。
西向く侍、11月も今日まで。気が付けば明日からもう12月、すっかり冬モードの厚着が必要に
なりますね。寒暖の差が激しい日々ですが、皆さま体調管理に気をつけてくださいませ。

そんな季節の変わり目。先日、冬用タイヤを購入してきました。
色々なタイヤがあり、店頭でウロウロとしていたら店員さんが優しく説明してくださいました。
明らかに2種類だけ半値近くの大特価。大丈夫??という疑問も、性能や安全性のほか
どうしてその値付けなのかなどもかみ砕いてお話しいただき、この先数年の運転状況なども
ヒアリングして頂いての、納得のお買い物となりました。

さて。私どもトイレの世界でも、お客様へのかみ砕いた説明が必要となる場面も多くあります。
『専門用語ばかりで分かりにくい…』という事は極力避けようとしていますが、部品名などは
どうしても専門のカタカナ言葉になってしまう場面が多いものです。少し、ご紹介致します。

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まずコレ。ご自宅用では少ないですが、公共トイレでよく見るレバーで水を流すアレです。
フラッシュバルブと言います。タンク式では、使用した後はタンクに水が溜まるまで流せませんが、
こちらのタイプだと常に圧が掛かっているので、連続洗浄が可能です。公共トイレ向きですね。

Photo_20201129140101
次にその中身です。フラッシュバルブの中で金色の部品が上下することで水が流れたり止まります。
ピストンバルブと言います。公共トイレでチョロチョロと水が流れっぱなしだったり、
極端に水量が少ないときには、この部品が劣化していることが多いです。

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次に男性用の小便器。便器に向かって低い姿勢で覗いて頂くと見えます。
スプレッダーと言います。最近主流の洗浄方式で、中央から放射線状に洗浄水が流れます。
この辺りって汚れが残り易かったりしますので、低い目線での日々の清掃が大切です。

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今度は小便器の足元。床と便器の隙間を埋めていることも良くあります。
コーキングと言います。お風呂の浴槽と壁の隙間とか、タイル貼りの壁でもよく見るアレです。
床にこぼれた尿が、便器と床の隙間に入り込んでしまうと、誰もお掃除できずに尿石化…アウチ!

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似て非なる言葉で、便器や床面に膜を張って浸み込みを無くして悪臭防止&光沢ピカピカ。
コーティングと言います。車や外壁でよく聞きますが、最近ではスマホも流行りらしいですね。
タイル目地に浸み込んだ尿汚れは、目地の中で誰もお掃除できずに尿石化…アウチ!!

最後に。私が一番好きなカタカナ部品名。フラッシュバルブの下にあります。声に出して読みたい…
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バキュームブレーカーと言います。ダイヤフラムと呼ばれる薄いゴムの膜を使ったものや、シーソーの形を
したものなどの構造により、大便器の汚れた水が上水のキレイな水に逆流しないようにする部品です。
大便器のフラッシュバルブには、バキュームブレーカー設置が法令で義務付けられています。
文字で読むよりも、口にすると何故か気分が良いです。ぜひ、ご唱和ください(笑)
墾田永年私財法とか禁中並公家諸法度に通ずる気持ちよさがあります。覚えていませんが。

色々申し上げましたが、仕事に携わる時間と共に多くの専門用語を覚えていきます。
正確であることは大事ですが、それと同じくらい、かみ砕いて分かり易くお伝えする事も
忘れずに大事にしなければ。という事でした。ばう。

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鈴木雪隠」カテゴリの記事

コメント

日々ご苦労様です、トイレ関連のカタカナ読みでは家庭で一般的に大便器洗浄水を貯めるロータンクや最近はセンサー洗浄式で数は減りましたが公衆トイレの小便器一斉洗浄用のハイタンクが有りますね、また大便器の洗浄方式にもセミサイホン、サイホン、サイホンジェットそしてブローアウト式が有りますね。

投稿: のぶ | 2020年11月30日 (月) 20時07分

のぶ様

ブログをお読みいただき、コメントまでありがとうございます。大事なお時間を頂きまして、励みになります。

ハイタンク…懐かしいです。『ハイタンクを見たら個別自動洗浄の提案をしろ』と、新入社員当時は上司によく言われたものです。最近では少なくなりましたが、たまに見かけると嬉しくなりますね。
大便器も大変お詳しいですね。バキュームブレーカーと僅差で2位のカタカナ言葉が、『サイフォンボルテックス式』です。
一昔前の高級旅館や飲食店で見かけた、便器とタンクが一体成型されているタンク式です。溜水面が広くて排泄の汚れやニオイが付きにくく、かつ、流す音がとても静か。ハイタンクと同様、こちらもたまに見つけると気持ちが高ぶりますね。

今後とも、よろしくお願い致します。ありがとうございました。

投稿: 鈴木雪隠 | 2020年12月 1日 (火) 19時18分

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