音消し装置の歴史
おはようございます。
香林御手水姫(こばやしおちょうずひめ)です。
トイレの音消し装置について、TOTOが行ったアンケートの結果によると、
半数の方が使ったことがあると回答、また、女性トイレでは9割の方が使ったことがあると回答しています。
最近は男性トイレでもこの音消し装置を見かけるようになりましたよね。
この音消しの習慣、日本以外の国で無いんですよね。
おどろきです。
さて、今では当たり前になっているトイレの音消し装置(擬音装置)はいつからあるのでしょうか。
なんと、音消し装置は江戸時代から存在していたようです!
身分の高い方たちは「音消し壺」というものを使用しました。
水の入った壺の下に付いている栓をお付きの人が抜き、ちょろちょろと流れる水の音で排泄音をごまかしていたそうです。
時は進み…1988年。
TOTOが「音姫」を最初に発売した年です。
当初はボタンを押すと音が出るものでした。
この「音姫」発売以前にも、いくつかの会社から音消し装置が発売されていたそうです。
中には、ラジオの雑音のようなものやメロディ、警報など様々なバリエーションがありました。
TOTOは「トイレから聞こえても不自然さを感じない、自然な音」として、
「音姫」の音をトイレの洗浄音に決めたそうです。
80年代の終わり頃、公衆トイレの整備が進み、それと同時に音消し装置も普及しはじめました。
夏場の水不足で節水が叫ばれていたため、女性の音消しの為の「2度流し」が見逃せない問題になっていたこと、
また「2度流し」は水道料金がかさむこともあり、建物の管理者にとっては一度取付けてしまえば
ランニングコストを抑えることができるメリットのもあり、だんだんポピュラーな装置になってきました。
ふむふむなるほど。
ラジオの雑音のような音消し装置が気になります。
誰もいない暗いトイレから聞こえてきたらかなりホラーな気がします。
トイレットペーパーホルダーの芯の部分がオルゴールになっているものが昔々祖母の家にあったのですが、
あれも音消し的な役割だったのでしょうか。あれはまだどこかで売っているのかしら…。
下記サイトより引用させていただきました。
エコカフェ暮らしに役立つ情報サイト
ティドビット~水まわりのまめ知識~
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