青木ヶ原樹海と西穂高岳の樹林の比較
こんにちわ。バイオ恭子です。
今回は、樹林を観察してみました。
まずは、8月に行った富士山の麓、
青木ヶ原樹海です。
青木ヶ原樹海の特徴は、紅葉&冬に落葉
する木々が少なく、年間通して青々とした
樹木がひろがっているので、青木ヶ原樹海
といわれるようになりました。
ここは、約1150年前、富士山が火山爆発
したことにより、周辺の大地は溶岩で覆われ
ました。土の部分は平均3㎝程の厚さしかな
いそうです。そのような土地でも長い歳月を
かければ、素晴らしい樹海ができるのですね。
自然の力はすごいと思うこのごろです。
(8月の青木ヶ原樹海です。)
木の根がむきだしている木が多い
のは、溶岩で覆われた大地ならでは
でしょうか。上の写真は青木ヶ原樹海
散策中に撮影しました。
林の中には、通常なら川や池があり
ますが、青木ヶ原樹海には、ありませ
ん。ここの溶岩は、玄武岩で、水を浸透
させる性質があるので、水は地下へと即
流れていきます。そのため、川や池をつく
ることが出来ない特徴があります。
続いて、西穂高岳です。西穂高岳は
北アルプスにあります。上高地から、
入山することが可能です。9月に西穂
高岳を散策してきました。青木ヶ原樹海
とは、がらっとことなります。こちらは
、落葉&紅葉樹林帯で広がっております。
(9月に撮影した上高地から入山し
た西穂高岳です。しばらく林の中を
歩きます。)
溶岩に覆われた大地ではないので、
西穂高岳を下山すれば、すぐそこに
有名な梓川がながれます。
(晩秋の梓川。11月に撮影しました。)
最近、自然の比較にはまっている
バイオ恭子でした。
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