ベトナムのテトについて
おはようございます!
分別所雪隠(ふぁんべっしん)です。
今年の旧正月(テト)は2月1日です。
テトは年間を通じて最も重要な、ベトナム人が大切にしている祝祭日です。
そして、ベトナムのお正月料理で代表的なのがBánh Chưng(バインチュン)なのです。

テト料理はたくさんありますが、一番好きなのはバインチュンです。
日本のおせち料理と同じようにバインチュンもベトナムのテトに欠かさない伝説的な料理です。
もち米の中に緑豆と豚肉を入れて四角く形づくり、ゾンの葉で巻いて10時間ほど蒸して作られます。
もち米を葉っぱに丁寧に密封して大鍋で煮ること半日以上、こうして作られたバインチュンは常温で長期間の保存に耐える優れた保存食になります。
日本の食べ物では、中華ちまきが似ています。
四角は大地を、もち米と緑豆は全ての穀物を、豚肉は全ての動物を、ゾンは全ての植物を象徴すると言われています。
バインチュンはそのまま食べるのが普通です。
私にとってテトはとても大切な期間です。
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