ヒトは慣れてしまう生き物
お元気様です。松藻須香羅部(まつもつからべ)です。
パン好きの妻とメディアの影響もあり、ここ半年ほど食パン
にはまっております。いわゆる高級食パンといわれる部類で
す。
※実は初期にメディアに登場した〇〇美の食パンは、まだ食
しておりませんが(笑)
上記以外、ひと通りいろいろなお店の食パンを食べ歩き、お
店の傾向と自身の好みを確認したうえで、これなら毎日でも
食べられるかなという味をおおよそ把握するに至りました。
毎日食すると、エンゲル係数に影響を与えてしまいそうなの
で、自ら作ることができないかと思い立ち、ふる~いホーム
ベーカリーを納戸から引っ張り出し、諸先輩方のWEBサイ
トに掲載されていた材料を参考に、配合を変えながら5回ほ
ど焼いてみました。
自身の舌が正確かどうかは不明ですが、最初は売っているも
のとほぼ遜色なく焼きあがったのではないかと思うのも束の
間、だんだん味に慣れてきてしまったのか、最初の感動は薄
れていきました。
トイレにも似たようなことがあると診断士の方にお聞きした
ことがあります。
臭気が発生していたトイレで、その臭気対策として強い芳香
剤を設置していたのですが、臭気と芳香剤が混ざり合って、
利用したお客様よりクレームがあがったとのことでした。
そこでトイレ診断を実施して、臭気の原因を突き止め、適切
に処置を行い、不具合により常態化していた臭気はなくなり
ました。それでもトイレですので、使用中の臭気は発生しま
す。その対策として、臭気と消臭成分のバランスが釣り合う
と無臭となる天然の消臭剤を設置したとのことです。
しばらくは良かったのですが、臭気がない状態に慣れてしま
ったのか、少し香りがあるといいねとなったそうです。
香りは種類の多さや利用される方の好み、同じ方でも体調に
よっては好みが変化するなど、公共性の高いトイレにおいて
万人向けにひとつに絞ることはなかなか難しいといえます。
まずはトイレが無臭の状態となるように、トイレの設備、機
器が正常に機能するように整え、無臭の環境を整備したうえ
で、わずかな芳香を愉しむようなものであれば良いですね。
行け行け!トイレ診断士たち。