東山百雪隠

ひがしやまひゃくせっちん

2013年12月26日 (木)

突然ですがお知らせです。

京都からスイッチon!

Higashiyama100ことアメニティコスモス代表取締役の瀬古浩史です。

突然のお知らせですが、今回の投稿をもちまして私共アメニティコスモスとしてこのトイレ診断士達のブログへの記事の投稿が最終回とさせていただくことになりました。

初投稿は2009年4月2日でしたので約4年8ヶ月前でした。
最初は不定期に書かせていただいたのですが、途中から毎週木曜日のレギュラーで書かせていただいておりました。

当初は営業中に見つけたトイレのヘェ〜っていうことを書いていたのですが、やっているうちにトイレの問題をもっと広く世間一般に知っていただく、興味を持っていただく必要があると感じておりました。

最近ではいろいろなメディア(TV・ラジオ・イベントなど)に私自身が出演させていただく機会が増えトイレ診断士というものが世の中に少しは浸透してきたのかなと思っておりました。

しかし現実には「トイレ診断士 作業中」看板を掲げて作業や診断していたら「何や!作業中ってなんで使われへんねん!」と言われたりしています。

これは私たちトイレに関わる仕事に従事している者の社会的地位をもっと上げないといけないのかなとも思ったりしました。

TOTOさんやLIXIL(INAX)さんのようなトイレメーカーさんとは私たちトイレ診断士は少し違う視点を持っています。
それをもっと世間一般の幅広い人たちに知ってもらう活動に力を入れるべきと考えました。

このトイレ診断士達のブログはこれからも続くと思いますので読者の皆さまには引き続きご愛読いただきますようお願いいたします。
私共アメニティコスモスは少し違った形で広報活動を展開しようと思っておりますので、また何かの形でお知らせできればと思います。


最後に私共アメニティコスモスはFC加盟店という立場であるにもかかわらずアメニティ本部運営のブログへ参加できたこと、また広報活動の一翼を担えたことを誇りに思っております。
アメニティ本部のみなさん そして何よりもこのブログを毎回楽しみにして下さっている皆さまには本当に感謝いたします。

アメニティネットワーク加盟店
株式会社アメニティコスモス 代表取締役 瀬古浩史

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2013年12月12日 (木)

所変わればトイレも変わる!

京都よりスイッチon! Higashiyama100です。

昨日 東京は銀座に行くことがありました。
そこで見かけた公衆トイレです。





銀座の景観にマッチした感じでなかなかオシャレです。

京都東山トイレ診断士の厠堂で京都市の景観条例の厳しさで苦労したことを思い出しましたが、
公衆トイレの外観の持つ重要性がよくわかりました。

京都もトイレから更なるおもてなしが出来るように顔晴ります!


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2013年11月28日 (木)

気付く人とそうでない人の違い

スイッチon!
京都からHigashiyama100です。

トイレで診断業務や様々な作業をしていると利用者の方がトイレに入ってきてしまうことがあります。

もちろん入り口には「しばらくお待ち下さい」のカンバンを立てたり、養生テープで入口を封鎖することもあります。

入ってくる人も様々で、申し訳なさそうに声をかけてくる人、怒り出す人、黙ってこっそり入ってくる人。
そもそも作業中のカンバンに全く気付かずに入ってくる人!
何で気付かへんねん!って思うんですが、びっくりするほど気づかない人には本当にびっくりします。

そこで先日 とある学校の施設のトイレで工事の下見をしていた際の出来事です。
職人さんと破損した洗面カウンターを調べていたら、ワザワザその破損して床に落下しそうな箇所で手を洗おうとしていた学生さんが居ました。ちなみにその部屋には7カ所洗面があります
「そこ危険なんでとなりを使って下さい」と言うと、「何がアカンのですか?」と逆にたずねられました。
「破損して落下しそうなので…」と言うと「えっ?そうなんですか⁈全然気付きませんでした」と言われました。
明らかに斜めに傾いていて水を出すためにハンドルを回すとグラグラな状態です。

最近は何かと説明書きやしつこいまでの注意書きを見かけます。
そうでもしないと気付かない人が多いということなんでしょうか。

私たちトイレ診断士はトイレの変化に気付く力がないといけないのは言うまでもないですが、利用者の方にも気付かせてあげる工夫をしなければいけないなぁと思いました。



写真は先日お邪魔したカフェのおしゃれなトイレです。
チョット気持ちを切り替えて明日も気付きのアンテナを伸ばします!

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2013年11月14日 (木)

「第29回トイレシンポジウム2013」参戦!

京都からスイッチon!
Higashiyama100です。

先週このブログにて告知しておりました第29回トイレシンポジウム2013」 がトイレの日「11月10日」に東京は新宿にある工学院大学にて開催されました。

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午後からのプレゼンテーションセッションに登壇させていただきました。
ここでは本来 トイレに関する新技術やメンテナンスに関しての取り組みなどについて日本トイレ協会の会員がプレゼンテーションするコーナーです
そこで私は「公共トイレの使用マナーの向上について」というテーマで10分間しゃべり倒しました!

どうしたら公共トイレを使っていただけるようになるのか⁉︎

これからもっと皆で考えていかないといけませんね!

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2013年11月 7日 (木)

WCアートプロジェクト完成しました!

再び大阪よりスイッチon!   Higashiyama100です。

先週の木曜日にこのブログでご紹介させていただいた大阪教育大学柏原キャンパスさんで行われている「WCアートプロジェクト」が完成しました!

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男子トイレはこんな感じです。

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女子トイレはこんな感じです!

明らかに女子トイレの方が手がこんでいます!

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ちょっと異空間のトイレが出来上がりました。

トイレというのは用を足すことはもちろんのことですが、
気持ちを切り替えるための場所でもあります。

普通のトイレと思いきや入ったらアートな異空間で気分転換ていうのもなかなか良いもんだと思います。

少しでも多くの学生さんがトイレに関心を持ち、大切に使ってくれることを願います。

ところで今週末 11月10日のトイレの日に東京で全国トイレシンポジウムが開催されます。

こちらで私 Higashiyama100ことトイレ診断士瀬古浩史がプレゼンテーションセッションに登壇させていただきます。
トイレ診断士という職業の視点からの気付きをプレゼンさせていただきます。

お時間ある方はぜひお越しください!

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2013年10月31日 (木)

WCアートプロジェクト

大阪からスイッチon!

Higashiyama100です。

今日は大阪府柏原市にある大阪教育大学柏原キャンパスさんにお邪魔しております。

今回は面白い取り組みをされているのでご紹介いたします。

こちらの大学では学生チャレンジプロジェクトとして学生さんが自主的、創造的に活躍できる場を提供することを目的として、支援を行っておられます。
それで「WCアートプロジェクト」ということを取り組んでおられる学生さんに出会いました。

大学内のトイレ空間を装飾し、学内美化意識と利用マナーの向上を図るというものだそうです。

学生さんがトイレの壁面をアートで飾ってくれています。
トイレ利用マナーの向上を以前から訴えていた身としては大変嬉しい限りです。

明後日11月2日から始まるこちらの学園祭「神霜祭」にあわせて急ピッチで準備をすすめておられます。

ちょうどお邪魔した時に学生の市橋さんと高村さんが作業されていました。


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完成後はまた来週のこのブログでご紹介したいと思います!

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2013年10月17日 (木)

中信ビジネスフェア2013開催!

京都からスイッチon!

Higashiyama100です。

本日10月17日と明日18日は京都府総合見本市会館パルスプラザにて
中信ビジネスフェア2013が開催されます。

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京都中央信用金庫さんの主催の展示会です。

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展示ではトイレ診断を中心に、私たちアメニティネットワークの志事をスクリーンに映し出しながら解りやすくプレゼンテーションいたします。

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アメニティ本部とは一味違った展示じゃないかなと思います。

京都近郊の方はぜひお越しください!

近鉄京都線・京都市営地下鉄烏丸線竹田駅より無料のシャトルタクシーが出ていますのでご利用ください!

フリードリンクのコーナーもあります。

     

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2013年10月10日 (木)

トイレを創りました!

京都からスイッチon!Higashiyama100です。

実はこの1ヶ月の間にトイレを創ってました!

我々アメニティネットワークのトイレ診断士は基本的には既存のトイレを診断し,
問題点を洗い出し、分かりやすい形でご提示し、解決策をご提示していくことがメインの仕事です。
今回はその発展した形での取り組みとして既存のトイレを活かしつつ、全くイメージを一新させました!

ビフォーがこちら!

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そしてアフターがこちら

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ビフォーがこちら!

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そしてアフターがこちら

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なんとなくお分かりかと思いますが、レイアウトはそのままで、便器もそのままです。

便器はリフレッシュクリーニングして再使用しています。

床は貼り替えで壁は既存のタイル壁の上から化粧パネルを貼りつけています。
パーテーションは既存のパネルに木目調の塩ビシートを貼りつけています。

こうすることで廃棄物を少なくして工期を短くすることができました。

というのもこちらは大学のトイレなんです。

工期が夏休みに限定されていたからです!

ちなみに3フロアで3週間の工期でした。

女子トイレはこちら!

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そしてこうなって!

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さらに!

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そして!

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そしてドーン!

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洗面周りはこんな感じが!

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こんな風に!

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トイレブースのカギはこんな風に開け閉めしやすいロータリー式にしました。

Photo_32クルッと回して開閉します!

色のコントラストをハッキリさせることで利用者に動作のメリハリを持っていただこう思いました。

特に男子トイレは床と便器の境界をハッキリさせることでこぼさずに丁寧に用を足すように心理的に訴えています!

女子トイレにはこんなサービスも!

動画はこちら!

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みんな休み返上で顔晴ったおかげで無事完成できました!

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続きを読む "トイレを創りました!"

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2013年9月12日 (木)

第17回厚生労働省認定社内検定トイレ診断士講義・試験

横浜よりスイッチon!Higashiyama100です。

明日9月13日から今年で17回目となるトイレ診断士の講義と検定試験が始まります。
アメニティネットワークのメンバーにとっては年に1回のスキルアップの大きなチャンスです。

本日 事務局、役員会はその準備に大忙しです。
入念にテキストと試験問題のチェックを行っております。

受験生の皆さんは万全の体調でお越し下さい!

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2013年8月29日 (木)

「伝える」のではなくて「伝わる」ことの大切さ 難しさ

京都からスイッチon!Higashiyama100です。

チョッとご縁があって小学校の職員会議にお邪魔させていただいてトイレのお話をさせていただきました。

実はこの夏休み中にこちらの学校のトイレをリフレッシュメンテナンス(新品同様の状態に復元する究極の特別清掃)を実施させていただきました。

それで、このきれいになった状態を長く維持するためのポイントを話してほしいという要望にお応えすることになったわけです。

ここで私たちが気を付けないといけないことです。

それは現状をよく知ることです。
そしてその現状に合わせて実際にできることを、同じ目線でお伝えすることではないかなぁと思います。

今回お伝えしたのは、教職員の皆さんに職員室の近くの職員用トイレを使わずに、教室の近くの子供たちが使うトイレを使ってほしいとお願いしました。

なぜなら子供たちの使うトイレの現状を教職員の皆さんが関心を持ってほしいからです。

学校のトイレで起こりうる問題のほとんどが「放置」だからです。

大したことない汚れでも「放置」すれば落ちなくなります。
チョッとした水漏れなどの簡単な故障でも直すこともなく「放置」してあればどんどん悪くひどくなります。
使えない同道具(先の抜けた箒やデッキブラシ)も「放置」すれば便器を傷つけたり、抜けた箒の先で排水口が詰まったりします。

こういうことが積もり積もって学校のトイレが問題になっているんです。

だからこそ教職員の皆さんが子供たちと同じトイレを使うことで関心を持ち気付くことができると思うわけです。

トイレ診断士がトイレのプロとして、細かい清掃マニュアルやテクニックをお話しするよりもそのトイレに皆さんが向き合うきっかけを作ったほうがはるかに効果的です。

それにしても「伝える」ではなく「伝わる」って難しいことなんだなぁと痛感いたしました。

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