北陸通信 ~誘導サイフォン現象って?~
みなさんこんにちは、呂宋壺乃坂(るそんつぼ・のさか)です。
この冬はエアロスミスにもらった元気と
ヒートテックに暖パンという出立で、日本海の荒波を乗り切ります![]()
さて、前の人が長かったので今回は単刀直入に参りましょう。
誘導サイフォン現象って知っていますか?
例えば洗面台の排水トラップに溜まっているはずの水(封水)が、少なくなったり無くなってしまったことで(破封)、下水臭や小虫が発生した場合等、原因としてこの誘導サイフォン現象が想定されます。
つまり、他の器具の強い排水によって排水管内に圧力変動が生じ、封水が応答し振動した結果、その封水が引き込まれて少なくなったり完全に無くなる現象、です。
どうですか?興味のない人にとって、読むのやめたくなる説明ですよね。
そこで、これを解りやすく説明するために
都会に住んでいた頃の私は、地下鉄を例にとって話していました。
電車が地下鉄の駅を通り過ぎる時、風が引っ張られて階段にいても風が引き込まれたりしますよね~、と。(ここで大半の人は「うんうん」と頷いてくれた)
しか~し。北陸の人は地下鉄に乗ったことがないのであ~る。(ゴメンナサイ偏見です)
結局、私のサブウェイ的地下鉄風な説明ではじぇ~んじぇん通じないのでありました。
そこで、
わらにもすがる思いで、あのすからべ画伯にお願いして出来上がったのがこちらです!
はいはいと二つ返事で快諾し、さらさらっと描いてくれました。
全国のトイレ診断士のみなさん、もう誘導サイフォンの説明で困ることはありません。
地下鉄に乗ったことのない人も、髪の毛がボアッとなったことのない人も、スカートがキャーってなったことがない人も、み~んな解ってくれるでしょう。
すからべ画伯、ありがとうございました。
ついでに看護婦さん紹介してくらさい!
今月のオマケ。
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コメント
冬の京都からスイッチon!
こういった物理的現象もトイレを不快にする要因の一つですね。
それをわかりやすくお客様に説明するのも私たちトイレ診断士の使命です。
常にそのお客様の目線に立って丁寧に対応するのが本当の心のこもったサービスだと思います。
友に頑張りましょう!
投稿: Higashiyama100 | 2011年12月20日 (火) 00時37分
結構出くわすんですよね、誘導サイフォン。
寒いでしょうが、がんばりましょう!!
投稿: 鈴木雪隠 | 2011年12月20日 (火) 08時56分
スイッチON!
わかりやすい図ですね!
例え話をしたり図にしたり、
「どうすればお客様に伝わるんだろう」
と考えることは大切だと感じました。
投稿: 東山惣雪隠 | 2011年12月20日 (火) 20時05分
雪隠アミーゴズさんコメントありがとうございます。
作業完了報告書に手書きで描こうにも
なかなか上手く伝わらないんですよね。
これからもどんどん画伯に描いてもらいましょう!
・・・そういえば近頃、地下鉄乗ってないな~(笑)
投稿: 北陸サンタ | 2011年12月20日 (火) 20時18分