東日本大震災から、1年が経過した。
現地の方々のご苦難、悲しみを安易な慰めや激励の言葉が見当たらない。
生活する場所を無くし、家族を失い、職や学校がなくなり、これ以上辛いものがない状況である。
そんな中で、最近 釜石市の小学校での話しを聞いた。
釜石市は人口43000人前後であり、少子は、5000名位との事。
その内小学生は、3805人との事である。
学校の先生方等が、日頃から津波の訓練に、一人でも良いから津波が来たら高い所へ大声出しながら逃げなさい、と指導していたとの事。
小学生達は、先生に周りの人を救わなくても良いのかと質問したようだ。
それに対して、先生は大声出して一人が高い所へ逃げていくと、周りの人達もそれについて来る。
だからまず自分の安全を確保しなさい、と答えそうだ。
その訓練の成果が、現実のものとして昨年起きてしまった。
助かった小学生は、3800人。亡くなった人、行方不明になった人は僅か5人。その5人は、何れも当日病気等で欠席していた児童達だった、との事である。
つまり防災訓練を日頃から受けていた人、全員が助かったとの話しである。
我々は、ともすると防災訓練だからと言って手を抜いてしまいがちだが、基礎は大事と反省させられる。
ところで、我が社はトイレの環境改善を推し進めている会社である。
話しは変わるが、先日 築30年位の建物のトイレ排水管を見る機会があった。
パイプ内は、尿石と言うのかヘドロと言うのか将にものすごい状態が発生していた。
管内を物理的に又化学的に清掃しても、このまま放置すれば、時間の経過と共に再び同じ事が起きる。
悪くなってから外科的手術を毎回するよりも、定期的に点検しながら発生を押える予防型手段
の方がメンテナンスとして優れていると考えるし、経費も削減出来る筈である。
釜石市の小学校ではないが、日頃の訓練を大事にする企業でありたい。
以上
谷島 雪隠
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